日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: N12
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燃料プール向け水位計の電力低減のためのパルス加熱法の開発
*竹村 真黒田 英彦川上 修高田 夕佳
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
1F事象を受けて過酷事故時にも使用可能な燃料プール水位計を開発した。過酷事故対応とするには、線量率10の6乗Sv/h以上の耐放射線性と72時間以上のバッテリーでの動作が必要である。耐放射線性のある熱電対とヒータで構成した水位計を適用したとき、ヒータの消費電力を低減することが課題である。解析により加熱法等の最適化を行った結果、上昇温度10℃を判別値とすれば、水中か気中かの判別が30秒で可能であり、ヒータの通電時間が短くなり、時間あたりの消費電力を約1/40に低減できることが分かった。
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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