日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: J33
会議情報

マスターカーブ法による原子炉圧力容器鋼の破壊靱性評価
破壊靭性に及ぼす試験片寸法の影響
*飛田 徹西山 裕孝大津 拓与宇田川 誠鬼沢 邦雄
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録
不純物含有量が異なる6種類の未照射の原子炉圧力容器鋼について、試験済みの監視試験片から加工可能な0.16インチ厚さコンパクトテンション型(CT)試験片と、0.4及び1インチ厚さCT型試験片を用いて、マスターカーブ法により破壊靭性試験を行った結果について報告する。0.16インチ厚CT試験片を用いても、マスターカーブ法で標準となる1インチ厚さCT試験片によるものとほぼ同等の参照温度を取得することが出来た。また、マスターカーブの下限曲線と、 4インチ厚さCT試験片から求めた平面ひずみ破壊靭性値との関係について検討を行った。
著者関連情報
© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top