日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: I10
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JAEAにおける代理反応研究の成果
(3)中性子捕獲断面積の導出
*牧井 宏之石井 哲朗太田 周也若林 泰夫西尾 勝久永山 達郎西中 一朗古高 和禎光岡 真一千葉 敏
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
代理反応法により、中性子捕獲断面積の導出が可能かを検証するため、コンプトン抑止型LaBr3(Ce)シンチレータ及びSi ΔE-E検出器から構成される測定システムの構築を行い、原子力機構東海タンデム加速器施設で得られた18Oビームを用いて155Gd(18O, 16O)157Gd及び157Gd(18O,16O)159Gd反応の測定を行った。本発表では測定システムの概要を説明し、測定で得られた156Gd及び158Gdの中性子捕獲反応断面積比と既知のデータとの比較から、中性子捕獲反応に対して代理反応法が適用可能な中性子エネルギー等について議論する。
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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