日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: B17
会議情報

塩濃縮・析出現象評価技術の開発(Ⅴ)
*九石 正美今井 久鈴木 英明藤田 朝雄
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録
高レベル放射性廃棄物処分場ニアフィールドの長期影響評価のために開発している熱-水-応力-化学連成解析コード検証のために実施している塩濃縮試験において,試験装置の形状が塩濃縮に大きく影響することが判明した。原因は衝材中に含まれる空気の挙動であり,実環境における解析でも考慮する必要があると考えられ,解析コードの改良中である。また,これまでの試験では塩の濃縮が飽和する傾向にあることから,短期の実験では塩濃縮・析出が緩衝材性能へ与える影響は少ないと予測された。
著者関連情報
© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top