抄録
従来の処分場熱解析は坑道埋め戻し完了後を想定しており、地下水流動についても1つの処分パネルにおいてのみ影響が評価されているが、実際の処分場操業を想定した場合、坑道は埋め戻しまで換気により長期間常温に保たれ、地下水流動方向には複数の処分パネルや処分パネル間の坑道が配置されるため、互いに熱的な影響を及ぼすと考えられる。そこで本研究では、そのような環境を考慮した体系において有限要素法を用いた数値解析により廃棄体定置間隔の最適化の検討を行った。その結果、坑道埋め戻しまで時間間隔をおくことで廃棄体間隔の縮小が確認できた。また、パネル間坑道の存在により上流側パネルからの熱的影響を相殺できる可能性が示された。
なお可能であれば、
HLW処分場操業工程を考慮した廃棄体定置間隔の最適化(東北大院 武藤)
緩衝材最高到達温度に及ぼす通気による冷却効果(東北大院 江川)
この順番で発表させて頂ければ幸いに存じます。