環境中における線量率マッピングシステムの開発

抄録

日本原子力研究開発機構は、福島原子力発電所事故対応の一環として、広大な環境中における線量率マップの作成を効率的かつ身体的負担を少なく実施するため、ＧＰＳを搭載したステッキ型検出器により衛星地図上に線量率をプロットする平地用測定装置と、ロッドの先端に検出器を搭載し樹木や家屋の高所にアクセスし画像上に線量率をプロットする垂直立面用測定装置の2種類の線量率マッピングシステムを開発した。