日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: O25
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人工知能技術を用いた空間線量率の監視システムの開発と課題
*前川 恵輔渡邉 邦夫廣瀬 勝己竹内 真司
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
福島県下で測定されている空間線量率のデータは、地域的な空間線量率の経時変化を速やかに把握し、地域の方の安心感を醸成するために不可欠であるが、気象や土壌の状態等の環境の変化によって変化するものと考えられる。本件では、多くの空間線量率データをネットワーク的に把握し、地域的な変動をいち早く検知し公開するシステムの開発および、線量率変化のメカニズムについて気象要因や土中の水分移動等の観点から行っている研究のうち、監視ネットワークの妥当性とその改良に向けたより詳細なデータ取得方法について報告する。
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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