日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年春の年会
セッションID: C18
会議情報
振動監視,配管減肉
予測と監視の融合による配管減肉管理の高度化
3. 1次元FAC減肉発生箇所摘出モデルDREAM-FAC
*岡田 英俊内田 俊介内藤 正則越塚 誠一
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抄録
DREAM-FACの特徴を紹介し、評価例を示す。第1ステップでは、系統全体の1次元流動解析により、温度、流速分布を求め、Kellerの形状係数を適用して、最大質量移行係数を求める。第2ステップでは、酸素-ヒドラジン反応に基づいて酸素濃度分布を求める。これらの結果に基づき、流れに沿っての減肉速度を定量化して、目標値を越えるリスク領域を摘出する。FAC発生可能領域が摘出された場合、詳細な減肉速度評価へと移行すると同時に、水化学制御ほかで、リスクがどの程度緩和できるかも評価できる。
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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