抄録
JNESでは、高速増殖原型炉もんじゅの高性能炉心に対する安全審査の準備として、事業者が提出する安全評価の妥当性を確認するための解析ツールの一つとして、プラント動特性解析を扱うADYTUMコードを開発中である。こうした解析ツールには高い信頼性が要求されるため、検証の手法として、プラント内機器の周りで体系を分割することで領域を限定し、不確かさパラメータの調整を個別に行うことで、試験における全体のプラント応答もよく再現できる可能性を示した。本報告ではさらに一歩進め、BEPU(Best Estimate Plus Uncertainty)手法を用いて、不確かさの範囲を検討した結果について報告する。本報告は、2010年秋の年会で報告した内容の続報である。