日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年春の年会
セッションID: G50
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福島第一原子力発電所事故の解析
福島第一原子力発電所事故の格納容器挙動検討のための熱・質量収支簡易解析コードの開発(2)
*柴本 泰照森山 清史丸山 結与能本 泰介
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抄録
福島第一原発事故では地震や津波による損傷で当初からほとんどの計装が機能せず,格納容器内の状況把握すら困難な状態に陥った.このため解析による定量的検討が求められ,JAEAではこれを受け,集中定数系による簡単な熱・質量収支モデルに基づくプログラムを開発し,前報において,当プログラムを用いた系内状況把握や対策への支援の様子を紹介した.本報では,炉心や構造物の熱伝達モデルの追加など,引き続き実施してきたプログラムの機能拡張の内容と新たに実施した事故解析の一例を報告する.
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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