富士開発(株)調査部:名城大学理工学研究科専攻
2007 年 61 巻 3 号 p. 179-186
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濃尾平野の沖積層のボーリングコアに,電気伝導度測定法を適用し,電気伝導度の測定と水質分析を行なった.その結果,濃尾平野の沖積層も電気伝導度値が陰イオンに依存していることが明らかになった.そして,珪藻分析による古環境と電気伝導度の対応関係から電気伝導度が,海成・非海成の堆積環境判定の指標として有効であることを確かめ,60mS/m付近を淡水成と汽水成の境界,150mS/m付近を汽水成と海水成の境界と設定した.
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