抄録
自然景観をリアルタイムにするレンダリングする手法には、フライトシミュレータやコンピュータゲームなどのさまざまな応用がある。大気中の微小粒子による散乱効果はリアルな風景画像を生成する上で欠かせない要素の1つである。光跡はくも屋山のような太陽光を遮る物体によって生じる。この論文では、空の色や光跡を含む風景画像を生成する手法を提案する。提案法では、遮蔽された散乱光の輝度を減産することによって光跡を表示する。提案法では、最新のグラフィックスハードウェアの機能であるフラグメントシェーダを使い高速にレンダリングを行う。