抄録
筆者が所属するどりいむ(屋号、法人名は合同会社どりいむ)は、これまで子育て支援やカウンセリングなど、ひと、夫婦、家族を支援する活動をおこなってきた。また、保育園運営を手掛け、児童の人間成長や多世代家族支援に関わってきた。さらに2020年7月には子どもから高齢者のすべての方が集える地域交流サロンを開設した。狙いは、すべてのひとのこころの居場所である。物質的な豊かさよりも精神的な豊かさの必要性が高いと言われるいま、地域交流サロンに集う方々の姿を通して、サステナブルスマートシティへの課題と期待を考察する。