日本建築学会論文報告集
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膨張頁岩を焼成して作った人工軽量骨材に関する研究
加賀 秀治
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1963 年 83 巻 p. 1-6

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抄録
膨張頁岩を焼成して作った人工軽量骨材は既に十数年前から米国に於て開発され実用化されているが,最近吾が国に於ても骨材事情の悪化・建物の軽量化などの点から関心が持たれるようになり,2,3の会社で試作され始めた。そこでM社およびS社で試作された2種類の人工軽量骨材を取り寄せ,普通骨材・榛名産の天然軽量骨材と比較しながら,骨材の各種試験およびこれら骨材を用いたコンクリートの試験を行なった。このレポートに於てはそのうちから前半の骨材試験および標準調合によるコンクリート試験の結果を述べる。
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© 1963 一般社団法人日本建築学会
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