主催: 日本地理学会
著者所属:横浜国立大学
p. 182
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
1990年代に発展した南パンタナールのエコツーリズムは、とりわけスポーツフィッシングの進展に大きな特徴がある。スポーツフィッシングの導入により、伝統的な魚取り漁師たちは、釣りガイドや生き餌捕獲漁師へと急速に経営転換を図った。しかし、その一方でさまざまな環境・資源問題が発生し、その解決を図るために釣りにかかわる多様な法規制が強化された。その結果、2000年以降、スポーツフィッシング客の流入が減少し、漁師の経営を悪化させてふたたび新たな経営転換を迫っている。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら