日本地理学会発表要旨集
2012年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: S1703
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発表要旨
阪神淡路大震災と神戸の活断層を再考する
*鈴木 康弘
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キーワード: 活断層
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抄録
1995年におきた阪神淡路大震災もまた「低頻度巨大災害」であり、社会の災害想定力の弱さから甚大な被害を引きおこし、安全神話の崩壊を招いた。この点において東日本大震災と共通点が多い。今一度、今日的な視点から1995年の震災を見直して、教訓を整理したい。ここでは、①震災を招いた地震の長期予測(今後同様の地震が繰り返す可能性)、②「震災の帯」の成因(伏在断層との関係)、および、③活断層を考慮した都市計画の必要性について考える。
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© 2012 公益社団法人 日本地理学会
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