日本地理学会発表要旨集
2012年度日本地理学会春季学術大会
セッションID: 113
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発表要旨
航空レーザ測量データを用いた植生の樹高を考慮した土地被覆分類の試行
*岡谷 隆基乙井 康成中埜 貴元小荒井 衛
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抄録

斜面崩壊等,災害が発生する場所については,地形や地質のほか,土地被覆が関連していることが示唆されている.航空レーザ(LIDAR)測量は,レーザを地表に発射して戻ってくるまでの時間から航空機と地表との間の距離を求める測量手法であり,植生があるところでは,樹高や植生の疎密度なども把握できる特性を有している.近年この航空レーザ測量による詳細な地表面データの蓄積が進んでいる.これらを踏まえ、本研究では新潟県出雲崎地区を対象として,航空レーザ測量データを用いた植生の樹高を考慮した土地被覆分類について試行したので報告する.

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© 2012 公益社団法人 日本地理学会
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