日本地理学会発表要旨集
2015年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: 610
会議情報

発表要旨
災害対応を支える地理空間情報の新技術
平成26年8月豪雨(広島土砂災害)における現地対応を例に
*宇根 寛栗栖 悠貴山後 公二
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年の地理空間情報技術のめざましい発達により、地理空間情報は災害対応の現場に不可欠な情報となってきている。平成26年8月豪雨(広島土砂災害)では、国土地理院は、発災当日に低空から撮影した斜め写真から画像処理により正射画像を作成して現地の救援、復旧活動の現場に提供した。また、土砂流出範囲の判読結果や避難所の位置などの情報をウェブマッピングを用いて重ね合わせるなど、地理空間情報技術が現場で用いられた。
著者関連情報
© 2015 公益社団法人 日本地理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top