主催: 公益社団法人 日本地理学会
会議名: 2020年度日本地理学会春季学術大会
開催日: 2020/03/27 - 2020/03/29
本研究では、主として筆者が新羅五通のうち塩池通の一部と推定している旧慶州郡西面一帯の道路について、主として地籍原図を使用して、ミクロスケールの観点から経路復原を考え、他の区間にも援用できるような仮説を導き出した。その結果、慶州周辺をはじめとして、平野や盆地、微高地において設定されていた新羅の幹線駅路は、古代日本がそうであったように、直線の道路が施工され、周囲の井田と一体的に計画されていた可能性が提起された。今後、他の同様の地形条件を持った区間の調査を進め、仮説の精緻化を図りたい。