日本地理学会発表要旨集
2020年度日本地理学会春季学術大会
セッションID: 314
会議情報

発表要旨
大阪府松原市 難波葱のブランド化に見る可能性
*平山 弘山口 晴子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

大阪府松原市で生産されている「難波葱」は「なにわの伝統野菜」として18番組目に設定されたものである。これは概ね100年以上前から大阪府内で生産され、苗・種子等の来歴の明確性と大阪独自の品目・品種、栽培に関する苗・種子等の楽坊可能な野菜であることが認証基準となっている。また、難波葱は大阪産(おおさかもん)であり、平成29年6月にはLa Matsubara まつばらブランドに第1期として認定されたことで、より強固で深化したブランド価値の創造を展開していることになろう。本報告では難波葱の歴史、概要に触れた上で、どのようにブランド化に向けた取組みをおこなったのかについて、明らかにすることになる。

著者関連情報
© 2020 公益社団法人 日本地理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top