日本地理学会発表要旨集
2023年度日本地理学会春季学術大会
セッションID: 133
会議情報

バリオグラムを用いた線状降水帯の空間代表性に関する研究
*土屋 日菜松山 洋
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では、平成24年九州北部豪雨、平成29年九州北部豪雨、令和2年7月豪雨で発生した線状降水帯を対象に、バリオグラムを用いて空間代表性を求めた。その結果、広範囲で発生した線状降水帯ではrangeの値が大きく、狭い範囲で発生した線状降水帯ではrangeの値が小さくなることが確認できた。また、線状の降水域が強く見られるとき、ホール効果もまた顕著に表れていた。

著者関連情報
© 2023 公益社団法人 日本地理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top