主催: 公益社団法人 日本地理学会
会議名: 2024年日本地理学会春季学術大会
開催日: 2024/03/19 - 2024/03/21
近世の飢饉の主要な要因であった東北地方の冷夏をもたらした天候の日本全国規模の時空間構造について、近代の日照時間の観測にもとづいて検討した。本州・四国・九州の45地点の1901~2020年の日照率の月値について主成分分析を行なった。8月の結果の第1主成分は全国規模で同符号だがその振幅は関東から九州北部で大きく東北北部では小さい。近代の凶作年のうちでは1902, 1905, 1980, 1993年がこのパターンである。第2主成分は北冷西暑型の冷夏に対応する。近代の凶作年のうちでは1934年がこのパターンである。