主催: 公益社団法人 日本地理学会
会議名: 2025年日本地理学会春季学術大会
開催日: 2025/03/19 - 2025/03/21
都市拡張,ヒートアイランド,都市人口推測など,都市に関する分析には,建物データが必須となる。建物データは政府,OpenStreetMap,またはその他のデータ集から入手する。一方,特に発展途上国では,建物データが足りないという問題に直面する。
本研究の目的は機械学習の新技術Samgeoによる建物データ取得の利点と欠点を,Sentinel衛星からの建物データ取得の場合と比較して明らかにすることである。
結果としては,Samgeoを用いてGoogle mapを分割した建物ベクトルデータは,衛星データを用いて抽出した建物よりも明らかに精度が高く見える。建物自体の形状を一定程度表現できている。しかし,GPUの制約で,Samgeoは広い範囲に応用が難しい。