日本補綴歯科学会誌
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◆企画:誌上ディベート 「クラウン・ブリッジにおける印象採得法:印象材による従来法 vs IOSによるデジタル法」
クラウンブリッジにおける印象採得法:印象材による従来法
岩佐 文則
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2026 年 18 巻 2 号 p. 55-61

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抄録

 クラウンブリッジ補綴における印象採得は,補綴物の適合精度を左右する重要工程である.その成否は印象精度の適切な管理に依存する.本稿では,印象材を用いた従来法に焦点を当て,印象採得の基礎理論,主要印象材の特性,各印象採得法の特徴と選択基準,さらに印象精度に影響する要因を体系的にまとめ,補綴臨床でみられる代表的エラーとその対処法について整理した.また,近年普及したデジタル印象の登場により印象採得の選択肢が広がっているが,適応判断や精度評価の基盤として従来法の理解は依然として不可欠であり,その役割と臨床的意義を総括した.

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