日本補綴歯科学会誌
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認定医症例報告
歯槽性の上顎前突に矯正および補綴治療にて審美回復を行った1症例
國安 宏哉
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2012 年 4 巻 3 号 p. 312-315

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抄録
症例の概要:初診時60歳の男性で上顎前歯の審美障害を訴えて補綴,矯正科を受診した.低位咬合,歯槽性の上顎前突と診断し,レベリングとリトラクション,下顎部分床義歯と上顎連結冠の補綴治療を行い,約4年経過するが経過は良好であった.
考察:矯正科,補綴科それぞれ単独では治療に限界があり主訴を改善することが困難であると考えた.そのためインターディシプリナリー・アプローチを行い,明確な治療方針を示すことができ,良好な結果が得られていると思われる.
結論:上顎前突による審美障害に対して矯正,補綴によるインターディシプリナリー・アプローチを用いることで審美的,機能的にも良好な結果が得られた.
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© 2012 社団法人日本補綴歯科学会
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