医療法人・茜会 昭和病院
2004 年 1 巻 1 号 p. 35-39
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抑制帯はカテーテルの抜去事故を防ぐ方法として有効であるが、当院では抑制廃止宣言の下に、出来る限り抑制帯の使用をしないよう実施してきた。しかし自己抜去した患者に対しては、上肢の抑制をするよりなく、廃止宣言をした今もなお、上肢の抑制を余儀なくされてきた。そこで抜去事故の減少と上肢の抑制廃止を目的に、IVH管理方法の改善を検討し、実施したところ、非常に効果を挙げた。抜去事故件数は、新しい管理法の実施前後で、自己抜去は0件に減少し、自然抜去も1件にまで減少した。
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