情報法制研究
Online ISSN : 2432-9649
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論文
プラットフォームによるアカウント凍結等に対する私法上の救済について
松尾 剛行
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ジャーナル オープンアクセス

2021 年 10 巻 p. 66-78

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抄録

プラットフォームが、当該サービスのユーザのアカウントを停止、凍結等することは、現代において頻繁に見られる。確かに、アカウントの停止・凍結等をせざるを得ない場合はあるだろう。しかし、そのようなプラットフォームの判断が誤っている場合に、ユーザ側にはどのような私法上の救済があり得るのだろうか。本稿は、筆者が弁護士としてVtuberを代理して国際動画共有プラットフォームを提訴した具体的な案件の紹介を通じて、この問題に関する議論に一石を投じることを試みるものである。

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© 2021 情報法制学会
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