The Journal of Antibiotics, Series B
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整形外科領域におけるTetracycline-Oleandomycin (Sigmamycin, 新処方) の経験
高山 瑩名倉 弓雄北村 洋一熊谷 明
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1961 年 14 巻 3 号 p. 105-108

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抄録

近年の著るしい抗生物質療法の発達によつて, 整形外科的領域においても化膿性疾患にたいして異常な進歩をみているが, 一方, 適切と思われる抗生剤を投与しても頑として感染菌の消滅しない場合があらわれてきた。いま, Penicillin, Streptomycinの発見を第1時代, その後の抗菌スペクトルの広いTetracycline系薬物の発見を第2の時代とするならば, 現在の併用による相乗作用を期待する時代は第3の時代といえるであろう。我々は, Triacetyloleandomycin (TAO) とTetracycline (TC) の両者を含み, かつ血中濃度を高める塩酸グルコサミンを含有した新処方のTAO-TC製剤 (Sigmamycin) を得たので, 6症例に使用してみた。

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© 公益財団法人日本感染症医薬品協会
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