The Japanese Journal of Antibiotics
Online ISSN : 2186-5477
Print ISSN : 0368-2781
ISSN-L : 0368-2781
Kasugamycinの毒性について
松崎 明紀吉田 昭雄中村 浩一小野寺 邦介
著者情報
ジャーナル フリー

1968 年 21 巻 3 号 p. 131-152

詳細
抄録
Kasugamycin (以下KSMと略) は, 1964年梅沢博士等によつて発見されたStreptomyces kasugaensisの生産するAminoglycosidic groupの抗生物質で, 今日までにその化学構造6, 7, 8, 9, 10), 毒性, 抗菌作用1.2.3), 作用機序5.11), 薬理作用3), イネのいもちに対する防除効果4) 等, 広範な基礎的研究がなされ, さらにKSMの基礎と臨床効果について, 第14回日本化学療法学会総会シンポジウム12) に於いても詳報されているものである。
著者等は前報においてKSMの急性毒性, 薬理作用, 吸収・排泄等に関して報告した。本報では, 1965年から1966年にかけておこなわれたマウス, ラット (968匹), 犬 (46匹) におけるKSMの亜急性毒性, 慢性毒性ならびに妊娠マウス, ラットの胎仔に及ぼす毒性について記述する。
著者関連情報
© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
前の記事
feedback
Top