新潟大学医学部第2内科
厚生連上越総合病院内科
厚生連頸南病院内科
新潟労災病院内科
1974 年 27 巻 5 号 p. 637-642
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呼吸器感染症は, 喀痰培養時に咽頭常在菌が混入したり, 持続的に病原細菌が証明されないことが少なくなく, 起炎菌の決定がしばしば困難である. したがつて, 細菌性肺炎に対しては, 抗菌スペクトルが広く, 耐性菌出現率の低い抗生剤を用いるのが安全である. Cephalexin (CEX) は, 上述の条件に合つており, CEXの1製剤であるSync1®の提供を受けたので, 17例の急性肺炎, 急性気管支肺炎に使用し, 好成績をおさめた.
The Journal of Antibiotics, Series B
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