The Japanese Journal of Antibiotics
Online ISSN : 2186-5477
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Spectinomycinの抗菌力, 吸収排泄, 臓器内分布および生体内代謝について
中山 一誠岩井 重富川辺 隆道坂田 育弘村田 郁夫大橋 満水足 裕子石山 俊次
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1976 年 29 巻 9 号 p. 783-788

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抄録

Aminocyclitol系抗生物質であるSpoctinomycinについて, 2, 3の検討をおこなった(Fig.1)。本剤は, アップジョン中央研究所において1961年に開発され, 本剤の硫酸塩に関しては, すでに1965年におこなわれた第12回日本化学療法学会東日本支部総会において, 検討された。今回我々は, スペクチノマイシン塩酸塩について, 抗菌スペクトラム, 臨床分離株に対するMICおよび血中濃度, 尿中排泄, 臓器内分布および生体内代謝について検討した。

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