The Japanese Journal of Antibiotics
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産婦人科領域の感染症に対するFosfomycin sodiumの使用経験
山崎 知文小倉 敏充川村 光弘
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1983 年 36 巻 8 号 p. 2115-2119

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抄録

抗生物質が次々に開発され, 臨床に導入されるなかで, 広範囲スペクトラムが要求される一方, 同一薬物系に対しての耐性菌の増加が必然的に問題となり薬剤の選択に困惑を感ずることがある。こうしたなかで, 近年各科感染症に使用され始めているFosfomycin (以下FOM) はペニシリン系, セフェム系などの同一薬物系に対する耐性菌の問題を解決するものと期待される。
今回著者らは, 産婦人科領域の感染症に本剤を使用し, 若干の臨床的データを得たので報告する。

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© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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