The Japanese Journal of Antibiotics
Online ISSN : 2186-5477
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産婦人科領域におけるCefpimizoleの基礎的・臨床的検討
金重 恵美子関場 香早田 幸司早瀬 良二福本 悟片山 竣介谷村 豊海石井 良夫林 裕治
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1985 年 38 巻 4 号 p. 1001-1010

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抄録

最近,持田製薬(株)と味の素(株)で共同開発された新しいCephalosporin系抗生剤Ce鉛imizole(AC-1370)は現在までの基礎,臨床両面での検討の結果,幅広い抗菌スペクトラムを有し,マイルドな抗菌力ながら,マウス感染防禦試験においてiπV∫VO効果がiπy∫tro効果を上回る優れた成績を示すことなど,ユニークな抗生剤として注目を浴びている1)。今回,婦人科領域における本剤の有用性を基礎的及び臨床的に検討する機会を得たので報告する。なお,みC-1370の組織濃度測定は川崎医科大学産婦人科学教室,又,臨床例の起炎菌の分離同定は東京総合臨床検査センター研究部にそれぞれ依頼した。

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© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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