The Japanese Journal of Antibiotics
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尿路感染症分離菌に対する経口並びに注射用抗菌・抗生剤の抗菌力比較 (第9報1987年)
その3.感受性の推移
小酒井 望熊本 悦明広瀬 崇興田仲 紀明引地 功侃茂田 士郎白岩 康夫吉田 浩尾形 正裕田崎 寛入 久巳内田 博小林 芳夫松田 静治北川 龍一藤田 和彦林 康之小栗 豊子古澤 太郎竹内 泰子守山 洋美柴田 喜久太郎米津 精文高羽 津松宮 清美田中 美智男山口 恵三舘田 一博餅田 親子猪狩 淳
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1990 年 43 巻 6 号 p. 968-1136

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抄録

1987年度に尿路感染癌患者からの主要な分離菌の各種抗菌・抗生剤に対する感受性を1982-1986年の5年間と比較検討した。ほとんどの菌種において感受性が良くなっていたが, Serratia marcescens, Pseudomonasaeruginosa において一部の抗菌・抗生剤に対する感受性が低下した。 Cefmenoxime, Latamoxef, Offoxacin (OFLX) の抗菌力を前年と比較すると, Escherichia coli, Klebsiella pneumoniae に対してはMICの変動はみられなかったが, Enterobacter cloacae ではO肌XのMIC90が前年の3.13μg/mlから12.5μg/mlになり, 耐性化が懸念された。

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