東邦大学医学部微生物・感染症学講座
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2006 年 59 巻 6 号 p. 428-451
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2004年に日本国内77施設から分離された臨床分離株19菌種18,639株の抗菌薬感受性サーベイランスを実施した。呼吸器感染症の主要原因菌種であるStreptococcus pyogenes, Streptococcus pneumoniae, Moraxella catarrhalis, Haemophilus influenzae はフルオロキノロン系抗菌薬 (FQs) に対し高い感受性を保持していた。β-ラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性H. influenzaeの分離率は欧米に比べおおよそ3倍高い結果が示された。腸内細菌科の菌種はFQsに対し高い感性率を示したが, Escherichia coliにおいてはおおよそ20%近くの菌株が耐性を示し, 過去の本サーベイの成績から経年的に増加している傾向を示した。メチシリン耐性Staphylococcus aureus (MRSA) におけるFQs耐性株の率はSitafloxacinに対する36%を除き, おおよそ90%と高く, それに対しメチシリン感性S. aureusにおいては約5%の耐性率であった。メチシリン耐性コアグラーゼ陰性StaphylococciにおけるFQs耐性は, メチシリン感性コアグラーゼ陰性Staphylococciよりも高かったが, MRSAに比べ低い成績であった。尿路感染症由来Pseudomous aeruginosa株におけるFQs耐性の割合は32-34%であり, 呼吸器由来株の15-19%に比べ高く過去のサーベイと同様の傾向が持続していた。Acinetobacter spp.はFQsに対し高い感性率を示した。Neisseria gonorrhoeaeのFQsに対する耐性率は約85%と高い値が示された。