Archivum histologicum japonicum
Print ISSN : 0004-0681
家〓の胸大動脈壁の組織成分の Pjs-Schiff 反応とレゾルチンフクシン染色性の強さの生前と生後の発育中の変化
衣川 弘道
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1957 年 13 巻 1 号 p. 149-159

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抄録
胎生7, 13, 19日と生後3と7日の家鶏の胸大動脈壁で標記の反応と染色性変化が検べられた. 発育と共に弾性成分と基質にての多糖類化合物の過ヨード酸 Schiff 反応が強くなる. また発育と共に次第に弾性成分のレゾルチンフクシンでの染色性が増して, その全内表面が増し, 超構密度が高くなり, 弾性成分の成熟にはあらゆる段階があることが示された.
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© 国際組織細胞学会
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