Archivum histologicum japonicum
Print ISSN : 0004-0681
象と二十日鼠の細胞の大さの比較
石井 菖蒲
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1954 年 7 巻 2 号 p. 167-172

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抄録
体重975kgの象と体重26gの二十日鼠の6器官の細胞の胞体と核の大さと表皮の厚さが測定された. 象の骨格筋の筋線維の太さは二十日鼠に比べて数倍大である. しかしその心筋の筋線維の太さは二十日鼠のものと殆ど等しい. 肝細胞と耳下腺細胞は予想に反して象よりも二十日鼠に大である. 特に二十日鼠の肝細胞核は大である. 胃腺の主細胞は象にやゝ大であるが, 核には殆ど差がない. 赤血球は象の方に約2倍大である. 小リンパ球は象に少しく大である. 表皮は象に甚だ厚い, しかし胚芽層の深層の細胞核の大さは両動物に殆ど差がない.
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© 国際組織細胞学会
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