筑波大学附属高等学校
2019 年 175 巻 p. 53-63
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高校物理の教育課程のほぼ終わりに,原子の構造,特にボーア理論と呼ばれるもの が不変の教材として置かれている。これは,水素原子のスペクトル公式を説明できる ものの,現代的な視点からは完全な理論ではないとされる。1913 年の原論文を読み返 すと,再評価されるべき面もあり,そのことを通じて,高校課程の教材としての意義 が改めて浮かび上がってくる。
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