物理教育通信

物理教育通信　第175号　目次

2019 年 175 巻 p. 2
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_2

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見かけの深さ測定器の試作

増子寛

2019 年 175 巻 p. 5-7
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_5

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凸レンズによる結像を利用して容器の底にある物体が容器に入れた水によって，どれだけ上方に移動したように見えるかを直接測定できる装置を試作した．アクリルなどの透明の個体でも観測ができ，逆に屈折率の測定も可能になっている．

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江沢洋さんの本

広井禎

2019 年 175 巻 p. 8-12
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_8

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2018年 11 月『江沢洋選集』の刊行が始まった。江沢洋さんの『物理は自由だ！力学』など、これから物理を学ぼうとする人たちへ本は、はっきりとした特色がある。その特色とあわせて今回の「選集」を紹介する。

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国際バカロレアと物理

本弓康之

2019 年 175 巻 p. 13-16
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_13

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都市大ソコロフ先生研究会報告

右近修治

2019 年 175 巻 p. 17-40
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_17

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エネルギーで何を教えるか

石井登志夫

2019 年 175 巻 p. 41-44
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_41

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簡易ホバークラフトの仕組み

湯口秀敏

2019 年 175 巻 p. 45-47
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_45

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電磁誘導モーターと豆電球の演示実験

湯口秀敏

2019 年 175 巻 p. 48-52
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_48

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ボーア理論再考－どこまでが正しいのか，高校で何を教えるべきなのか

鈴木亨

2019 年 175 巻 p. 53-63
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_53

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高校物理の教育課程のほぼ終わりに，原子の構造，特にボーア理論と呼ばれるものが不変の教材として置かれている。これは，水素原子のスペクトル公式を説明できるものの，現代的な視点からは完全な理論ではないとされる。1913 年の原論文を読み返すと，再評価されるべき面もあり，そのことを通じて，高校課程の教材としての意義が改めて浮かび上がってくる。

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福島・関東教員被災地および福島第一原子力発電所視察報告

村田律子, 小林一人

2019 年 175 巻 p. 64-67
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_64

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見やすい電気振り子の作製とクーロンの法則の実験

村尾美明

2019 年 175 巻 p. 68-70
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_68

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アルミ箔を用いて見やすい電気振り子を作製した。また、それを用いて簡単にできるクーロンの法則の実験を行った。

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ばねは自重長に戻って飛び出す

村尾美明

2019 年 175 巻 p. 71-77
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_71

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鉛筆の先からばねが飛び出す瞬間の写真を撮り、ばねは鉛直に吊るされた時の自重長に戻ってから飛び出すことを確認した。また、ばねの重心の上昇距離の測定から、ばねが飛び出すときには、力学的エネルギーの一部が失われていることも分かった。さらにスリンキーの上昇、下降についても調べてみた。

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風船ホバークラフトをつくろう

馬目秀夫

2019 年 175 巻 p. 78-79
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_78

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小学生対象の実験教室で、風船とＣＤを使ったホバークラフトを作ることにした。ネットを見るといくつかのタイプのものがあったが、思ったようにはうまくいかなかった。そこで、今回のものを作ってみた。費用は10数円程度で、ほとんど家にあるものでまかなえる。

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静電気で回る羽根車(ﾊﾐﾙﾄﾝのﾌﾗｲﾎｲｰﾙ)をつくろう

馬目秀夫

2019 年 175 巻 p. 80-82
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_80

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小学生対象の実験教室で、ハミルトンのフライホイールを作ることにした。以前に作ったものがあったが＊１、子供達が作りやすいようにもう少し単純化したいと考えていたところ、ホームセンターで先がなめらかな真鍮の釘を見つけ、これを活用することにした。

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伸びない糸の効用

増子寛, 山本岳

2019 年 175 巻 p. 83-84
発行日: 2019年
公開日: 2019/07/06

DOIhttps://doi.org/10.24594/apej.175.0_83

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スマートカートをおもりで牽引してカートの加速度を測定する実験は実験法としては一般的である．実際にはカートの力センサに糸を付け滑車を通して錘を吊るし，カートを牽引する．この場合カートの抑えを離したとき，糸の張力が振動してしまい，力センサの表示画面に張力の振動が記録されてしまう．授業では無視するといってもおさまりが悪い．今回伸びない糸を使うことで，その振動が抑えられたので報告する．

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