福井医療技術専門学校
1987 年 7 巻 4 号 p. 326-331
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ITPAの下位検査である 「絵の理解」 と 「絵の類推」 を脳損傷による失語・非失語・痴呆患者に施行し, 意味の範疇的知覚を検討した.両検査の成績を比較してみると,非失語・失語・痴呆の順に成績が下降する現象が見られた.失語の場合, 「絵の類推」 の能力が低下すること,及び 「絵の類推」 における誤り方の特徴から,意味の知覚過程でより直観的な処理方式に依存する傾向が顕著であった.
高次脳機能研究 (旧 失語症研究)
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