山口大学教育学部生物学教室
1984 年 32 巻 2 号 p. 69-72
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1. 安息香酸エストラジオールの経口投与により, アユの雌性化について次の結果を得た.2. 各試験区において雌雄同体の個体が出現した.3. 安息香酸エストラジオール濃度0.2μg/gから雌性化傾向が見られ, 1.3μg/gと2.7/μg/gにおいては92~93%の雌性化が見られた.4. 生存率は安息香酸エストラジオールの濃度が高くなるにつれて, 低下する傾向を示した.5. 雌性化については安息香酸エストラジオール濃度1.3μg/gが, 最も良い結果を示した.
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