花王株式会社生物科学研究所
花王株式会社化学品事業部門
1995 年 43 巻 3 号 p. 381-384
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n-ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム (C12LAS) を用い, ヒメダカ, Oryzias latipesの急性毒性試験を複数例実施した。その結果, 供試魚の入手時期や生産地を変えても, 一定の飼育管理と試験方法のもとでは, 急性毒性値の再現性は高く, ヒメダカの感受性は均一であると考えられた。また, C12LASは, 使用から廃棄までの取扱い上の利点からも, HgCl2に代わる魚類急性毒性試験の基準物質としての可能性が示唆される。
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