教育心理学年報
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Ⅰ わが国の最近1年間における教育心理学の研究動向と展望
乳幼児発達研究の動向とその成果の教育現場への貢献
田村 隆宏
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キーワード: 乳児, 幼児, 発達, 教育実践
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2013 年 52 巻 p. 1-11

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抄録
 本稿では2011年6月から2012年7月までの乳幼児の発達に関わる心理学的研究の動向を展望した。本稿では特に個々の研究成果の教育実践への貢献について焦点を当てた。乳幼児の発達に関する心理学的研究の現在の関心は知覚,認知,思考,言語,社会性,行動に関するものであった。これらに加えて,母親の養育行動に関わるものがこの領域に関連している。これらの研究成果の教育実践に対する貢献を位置づけることの重要性を議論した。
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© 2013 日本教育心理学会
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