教育心理学年報
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I わが国の教育心理学の研究動向と展望
乳幼児期・児童期の発達研究の動向と展望
―子どもとの「関わり」に着目して―
園田 菜摘
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2021 年 60 巻 p. 1-10

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抄録

 本稿では,2019年7月から2020年6月までの1年間に,『教育心理学研究』,『発達心理学研究』,『心理学研究』,Japanese Psychological Researchに掲載された,乳幼児期および児童期の発達を対象とした論文の概観を行った。まず,『日本教育心理学会第62回総会発表論文集』のポスター発表論文について傾向を探ったところ,子どもとの「関わり」に関する研究が多いことが示された。そこで,「家庭での養育者との関わり」,「園・学校での教師との関わり」,「子どもを取り巻く様々な環境における人との関わり」の3つに分類した上で,論文の概観を行った。さらに,その結果をふまえ,今後の研究に向けた示唆を述べた。

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© 2021 日本教育心理学会
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