BCG 投与後のテンジクネズミの末梢血リンパ球の PPDS および phytohaemaglutinin による blastlike transformation に対する 6-mercaptopurine-riboside (6-MPR) の効果
1974 年 23 巻 10 号 p. 700-702,711
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1974 年 23 巻 10 号 p. 700-702,711
テンジクネズミに BCG 注射後, 6-mercaptopurine riboside(6-MPR), 6-mercaptopurine (6-MP), および azathopurine (Imuran) を注射した.その後末梢血中のリンパ球を分離し, 組織培養をしながら^3Hでラベルした thymidine を加えた後, リンパ球の mitotic activities を計算した, 6-MPR, 6-MP, Imuran の前処置は, PPDS および phytohemagglutinin によってひきおこされる blastlike transformation を抑制した.それゆえに, 6-MPR の抗体産生に対する影響は, 6-MP および Imuran と同様に, 抗原 PPDS および phytohemagglutinin によるリンパ球の blastlike transformation を抑制することが認められた.
