抄録
ドイツ農村計画学会訪日団の富山県における現地視察及び富山セミナーが関係各位の御協力により予定通り終えることができた。
この訪日団の一週間あまりの短い日程のなかで富山県が現地視察のコースに選ばれたのは, ほ場整備事業の進度が高く, 農村環境整備にも特に力を入れ, 農工一体の発展を目指していること, 更には兼業率が高いなど日本農業の特徴を示していることによるものであろう。
西ドイツは欧州のなかでも農業経営規模がECの平均よりやや小さく, 農業情勢や国情が我が国と似かよっており, 更に農地整備, 農村整備には従来から特に優れ, 我が国の農村整備を進めるうえで, その手法が大いに参考されたと聞いている。
以下, 県内のスケジュールの順序に従ってその概要について紹介したい。