主催: NPO法人バイオフィリア リハビリテーション学会
共催: 認定NPO法人高齢市民が活躍するための社会技術研究会(英語呼称:国際バイオフィリア リハビリテーション学会)
後援: 厚生労働省, 神奈川県, 横浜市, 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会, 公益財団法人テクノエイド協会, 公益社団法人全国老人保健施設協会, 公益社団法人日本理学療法士協会, 一般社団法人日本作業療法士協会, 一般社団法人日本リハビリテーション工学協会, 日本生活支援工学会
会議名: 第21回バイオフィリア リハビリテーション学会大会
回次: 21
開催地: 神奈川県横浜市
開催日: 2017/08/26 - 2017/08/27
p. 2-
2017年に開催される第21回大会は医療法人社団立花整形外科の和田里佳先生を大会長に迎え、横浜市のかながわ県民センターで開催することとなりました。和田先生のご専門はリハビリテーション医療であり、これまでに数多くの研究をされています。研究を通して、どのようなリハビリを行うことが患者にとって効果的なのかを、理学療法士の立場から考えて研究を推進しています。また、これまでの国際バイオフィリアリハビリテーション学会において、多数の研究成果を発表されており、今年の大会に素晴らしい大会長を得たと喜んでいます。
高齢化社会となった近年では、リハビリ科の医師、理学療法士、大学が一体となって、新しいリハビリのあり方を考えていくことが必要不可欠です。
リハビリの分野ではすでに、一人の患者に対して理学療法士が1対1で対応する現在のシステムに限界が生じています。今後の高齢化社会では、一人の理学療法士が複数の患者に対応する新しいリハビリシステムが必要になります。患者一人ひとりについて脳の損傷部位が異なり、異なるリハビリが必要となるので、それぞれの患者に対して利用する器具を変えていく必要があります。また、それらの器具をどのように用いることが一番効果的なリハビリなのかを考えることも必要です。新医療システムの提案・器具の開発・リハビリのシステム設計、これらを有機的に結びつけることによって、次世代のリハビリシステムが完成していくと考えています。
研究発表と交流を通じて、第21回大会がリハビリの分野での新たなイノベーションを起こす機会になれば幸いです。