主催: NPO法人バイオフィリア リハビリテーション学会
共催: 認定NPO法人高齢市民が活躍するための社会技術研究会(IBRA), 一般財団法人 操風会 岡山リハビリテーション病院
後援: 厚生労働省, 岡山県, 岡山市, 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会, 公益財団法人テクノエイド協会, 公益社団法人全国老人保健施設協会, 公益社団法人日本理学療法士協会, 一般社団法人日本作業療法士協会, 一般社団法人日本リハビリテーション工学協会, 日本生活支援工学会
会議名: 第22回バイオフィリア リハビリテーション学会大会
回次: 22
開催地: 岡山県岡山市
開催日: 2018/11/10 - 2018/11/11
p. 20-
〔目的〕自主トレーニングの一つとして下肢の創動運動器具であるパタパタを使用し,使用状況と患者の属性や認知機能の関連性について検討した.〔対象と方法〕パタパタを実施した27名を,ほぼ毎日実施した積極的使用群(以下,積極群)と,時々しか実施出来ず継続した使用が困難であった消極的使用群(以下,消極群)に分け,それぞれの年齢,性別,疾患分類,認知機能の程度について比較検討した.〔結果〕検討したすべての項目で有意差は認められなかった.〔考察〕積極群と消極群を比較すると認知機能の程度が関連している傾向があった.積極群は自主トレーニングに対する動機付けがなされていたが,消極群は認知機能の低下または認知機能が保たれていても意欲低下により動機付けが不十分で継続困難であった.