生物物理
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理論/実験 技術
Chemical tongueを用いた生体分子/試料認識
冨田 峻介
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2023 年 63 巻 4 号 p. 212-217

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抄録

ヒトは,味細胞とパターン認識に基づく情報処理を組み合わせることで,膨大な種類の食べ物を判別することができる.我々は,この仕組みに着想を得て,味覚を模倣したバイオ分析法Chemical tongueを開発してきた.本稿では,本技術の原理や設計法,そして,タンパク質や細胞,細菌といった生物試料に適用した例を紹介する.

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© 2023 by THE BIOPHYSICAL SOCIETY OF JAPAN
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