2025 年 65 巻 4 号 p. 201-205
タンパク質は生体内で様々な機能を果たすが,その機能を理解するためにはタンパク質の三次元立体構造を理解することが必要不可欠である.三次元Zernike記述子(3DZD)を用いると,タンパク質の表面形状を回転及び並進不変な形でコンパクトに記述することができる.このため3DZDはタンパク質の構造を比較したり,形状に基づいた検索を行ったりするために広く用いられている.この総説では,3DZDの持つ特性とタンパク質構造分析への様々な応用について説明する.